卒業アルバムの断捨離がもたらすメリット
断捨離や片付けをしていると、やがて卒業アルバムのような思い出の品にたどり着きます。
アルバムは大切に保管する方もいれば、もう処分してしまった方もいるでしょう。約2割の方は捨てるそうです。
「思い出の詰まったものを捨てるなんて酷い人だ!」とか思う人もいる一方で、早い段階であっさり捨ててしまう人もいるのです。
捨てる人と、捨てない人で、はっきり意見が別れそうですね。
以前は私も捨てるなんて考えた事もありませんでした。ずっと持ち続けるのが当たり前だと思っていました。
卒業アルバムを捨てることにも、持ち続けることにも、互いにメリットがあります。
今回は、卒業アルバムの断捨離について考えてみました。
1、卒業アルバムを捨てるメリットとデメリット
捨ててから後悔しても遅いので、主に考えられるメリットとデメリットを比べてみる必要があると思います。
1-1、捨てる主なメリット
・過去と決別できる
・今を生きることに集中できる
・スペースができる
モノの処分により過去の執着を断つことは、断捨離の本質ですね。
今に集中して生きていく力が増すことにつながっていきます。
1-2、捨てる主なデメリット
・視覚的に同級生の当時の顔を見ることができない
・アルバムをみて思い出に浸ることが出来なくなる
・子や孫などに見せたい場合は見せられない
学生時代の思い出に浸ることが、今や未来を生きる力に繋がる方にはデメリットになるかもしれません。
一方で、アルバムを見ていると嫌な過去を思い出してしまう方には、これらのデメリットは当てはまらないと思います
2、自分に卒業アルバムって必要なのか
卒業アルバムを時々みますか?
アルバムを開けば学生時代の自分や同級生を見ることができます。数々の写真は過去の出来事を思い出すきっかけになるかもしれません。
私の場合、もし過去を思い出すことが自分にとって必要ならば、アルバムは残そうと思いました。
しかし、どんなに過去に浸ったところで現状が変わることはありません。前に進むこともできません。
過去ばかり振り返りながら、今を全力で生きることは出来ないのです。後ろ向きで歩いていくのと同じです。
「自分はたくさんの時間を無駄にしてきた。過去の思い出に浸っている時間なんてない。10年くらい見てないし、これから先も開くことなんてないな。」
そしてアルバムって自分には必要ないと思いました。保管も適当でカビのようなものもあったし・・・。考えるほど処分するメリットが圧倒的に上回りました。
卒業アルバムを捨てて思うこと
「捨てて良かった」と思っています。
処分してスッキリしました。
そして「大切なのは今だ」と今をより大切に生きられるようになったと実感しています。
「捨ててから後悔しても遅い」と思っていましたが、全く後悔することはなさそうです。
アルバムを捨てても、大切な思い出を捨てることにはなりません。
アルバムは住所録とか個人情報がたくさんあるので、シュレッダーにかけるか、裁断してから捨てましょう。
まとめ・あとがき
捨てるか、未来まで持っていくか。どちらが正しいとか間違っているとか、そういう事はないです。
なぜなら、その物に価値をつけているのは自分自身だからです。
自分が必要と思うなら、持っていけばよいので。個人の自由です。個人の価値観を大切にした方がいいと思います。
私の場合は自分の学生時代の姿を子や孫に見せたいとは思えず。
むしろ年をとっても、前だけ見て今を生きる父やおじいちゃんでいたい!と思ったからであります。
目を通していただきまして
ありがとうございました!