人生のスタンス

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大企業を辞めた職人の情熱と生き様

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知人にとある職人さんになったという人物がいる。

知人は学校卒業後、大きな企業に勤めた。大きな企業には安定して高い給料や待遇、労働条件がある。人がうらやむ人もいるような生活を約束されていたわけである。

しかし知人は数年間勤めたその大企業を辞めてしまった。

今までの経験を活かすではなく、安定を選ぶのでもなく、全く別の道を歩いていくことにしたのだ。

知人は日本の伝統工芸品を作る職人、すなわち刀や刃物、陶芸品などといった類のものを作る職人になった。正確にはまだ師のもとで修行する見習い、弟子ということだ。

 

それからもう数年になる。その知人が働く姿を見る機会があった。その働く姿に、男同士ながら強く心を惹かれるものがあった。

彼の目は、その眼光は、もはや私の知っている昔の彼ではなかった。

熱意、情熱の宿った、男の目、男の顔をしていた。その目は強く輝いている。そしてその目の先には彼が作るものがある。それを本当に真剣な目で見つめ作業している。まさに魂を込めて仕事をしているという姿だ。その姿からはやりたいことをやっている、楽しんでいることが伝わってくる。己の信念を貫き、そして一つの道を究めていこうとしている。オーラのようなものすら感じさせる。

「格好良いな」と素直に思った。

そのような生き方は、簡単にできることではないだろうが、やりたい仕事をしている男の姿がそこにあった。やりたい仕事をしている人間、やりたいことをやって生きている人なんて、そんなにいるわけではないと思う。それはそれなりに失ってしまうものもあるからである。

しかし、人生の多くを費やす仕事というものには、出来ることなら情熱をもって、魂のこもった仕事をして生きていきたいものだ。日々の仕事をして、流されるように生きていると、こういったことを忘れてしまうが・・・

一芸に秀でる者は格好良い。仕事を真剣に、誠実にする人の姿は格好良い。

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